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⊿t領域におけるモーラー奏法分析

 モーラー奏法の独習で陥る落とし穴というのは、
 
 1) ゆっくりと外回転、内回転をやってみる。
 2) ダブルストロークをやってみようとして、リバウンドを拾ったはいいが、2打目をどうやって打っていいか分からない。
 3) 手首や指を使っちゃダメと思い込んでいるので、2打目をどうするか思い悩んで、手首を変な方向にひねってしまう。

という感じかな。
 
 講師の方々の動画を1/4のスローで見てみると、実際に使うスピードでは、一挙動でリバウンドを使って2打を叩いているだけですので、2打目のために特別な動きをしているわけではありません。
 問題は、「実際にはありえないほどゆっくりやってみる」というところにありそうです。
 
 講師の方々の動画でもゆっくりした説明の部分では、指や手首を積極的に使ってスティックを駆動してます。
 それを、「モーラーなんだから、手首や指を使ってスティックを駆動するわけはない」と思い込んで見てしまうところに落とし穴があると思います。

 
by studio_do | 2012-01-08 17:16 | 音楽 | Comments(0)
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