人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ミュージシャンのPA入門その6

その6だ。

さて、ここまでで卓にマイクを繋いだ。
やっと音を出してみよう。

PAシステムには、いくつか機器があり電源を入れる順番が決まっている。
一番最後はパワーアンプだ。
基本的にはレベルの低いほうから電源を入れていく。

最低必要なミキサーのツマミを御紹介。

縦に長い1ch分のモジュールの一番上にPADとかTRIMとかGAINとかがある。
これがマイクのレベルを大雑把に合わせるつまみ。

マスターフェーダーが右端に二列ある。
全体のマスターの音量調整である。

入力モジュールの一番下にフェーダーがあってこれが俗に言うフェーダー。

さて、音を出してみましょう。
マイクの音量を決定するのはGAINつまみです。
PEAKのLEDがあれば、時々点灯する程度にGAINをあわせます。
マスターフェーダーを最低にしたまま、フェーダーを7分目(0dB)にあわせます。

それからマスターフェーダーを会場で出したい音量まで上げます。

全体の音量を調整するのに、個々のフェーダーをがばっと掴んで動かしたりしないでね。

さて、これでとりあえず音は出るようになりました。

次回はエコーの掛けかた、モニターへの返し方です。
by studio_do | 2006-05-24 01:21 | PA入門 | Comments(0)
<< ミュージシャンのPA入門その7 ミュージシャンのPA入門その5 >>