モーラー奏法 練習の手順を何度でも再考

モーラー奏法の場合には、習得が進むとスティックを持っている感覚がだんだんと薄れてくる。
だんだんうすれてくるのが正解なら、最初から覚えなければいいわけで、それなら練習の手順からスティックをはずす(スティックを持たない)というのはどうだろう。

スティックの動きより、その動きをどこが主導するかというのが重要なわけで、それをある程度叩けるようになってから言い出すから「モーラーは難解だ、誰かに教えてもらわなければ出来ない。」という評価になるのだ。
 
最初は、肘の動きを練習するだけで、当面スティックは持たないというのが正解かもしれない。

なんか、「モーラー体操」とかいういかがわしいものを考案してしまいそうだ。
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# by studio_do | 2013-04-27 17:05 | 音楽 | Comments(0)

モーラー奏法の使い手って?



 ご存知バディリッチですが、バディリッチだからといってモーラー奏法だと思わないほうが良いです。
 モーラー奏法でしか叩かないよという純粋なドラマーを世間では見たことがありませんので、モーラー奏法習得の参考にしようと、誰かの動画を見るということはあまりおすすめしません。
 
 どう動いているかは、あまり重要ではなく、どう動かそうとしているかなので、外から見て真似しても何の役にも立ちません。
 
 ひたすら思考訓練が必要です。
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# by studio_do | 2013-04-24 23:39 | 音楽 | Comments(0)

改めて川口千里

川口千里2012年夏の中国遠征

 キッズドラマーの火付け役になった川口千里。
 子供がドラムを習うという親御さんもたくさん居られることでしょう。
 そんな子供を正しく導くために、川口千里の動画を手本としてみる上での要点を書いて見ましょう。
 
 最初に感じるのは、手首の柔らかさですが、これを「手首をもっと大きく使って!!」と指導するのは間違いです。
 手首は能動的に使ってはいけません。 しっかりと脱力して惰性で動かさなくてはなりません。
 
 次にグリップ。
 彼女のグリップは一般的なグリップであるため、一見するとしっかりと握っているように見えます。
 しかしよく見てみると、とてもルーズなグリップをしています。 
 これは、彼女の「マメや水ぶくれをつくったことがない」という言葉でもわかります。
 グリップがルーズだと、練習中にスティックを落とすことが多くなります。
 スティックを落とすのは、よい兆候なのです。
 間違っても「スティックを落とすな! しっかりと握れ!」などと指導してはいけません。

 子供の手をよく観察してください。
 マメができたりしていませんか。
 それはグリップを間違えている証拠です。
 肘が痛いとか手首が痛いとか言っていませんか。
 それは姿勢が悪いかセッティングが悪いかです。
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# by studio_do | 2012-09-21 00:27 | 音楽 | Comments(0)

初心者のためのドラム講座

 初心者がドラムを練習するときの指南書を書いてます。

ドラム初心者の部屋

 地道に練習しましょうとか、たゆまぬ努力とかいう言葉とは無縁の「なんちゃってモーラー」です。
 
 まだ途中までしか書けてませんけど、始めて二日でモーラー内回転ダブルストロークまで出来ます。
 
 スティックの選び方、練習パッドの作り方までありますので、どうぞご覧ください。
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# by studio_do | 2012-04-19 21:27 | 音楽 | Comments(0)

スポーツと重心操作

 スポーツは重心移動が重要と言われる。
 下半身の筋力は、重心を移動させるために使われる。
 
 ゆえに、スポーツは下半身の鍛錬が不可欠と言われる。 
 
 だからなにごとかの動作を起こすときには、重心移動を伴い、それには強靭な筋力が必要だと説く。
 例えばバッティングでは、軸足に体重をしっかり乗せ、自由脚に体重を移動させる。
 そのパワーがバットに伝わると教えられる。
 
 ウォーキングの場合でも、踵から着地し、足の裏に重心を乗せていくとされる。 

 ところが僕の場合、歩く、投げる、打つ、蹴る(あまりしませんけど)の動作には重心移動が伴わない。
 重心は常に体幹の真下にあり、脚の位置はあまり気にしない。
 歩く場合は、重心は慣性の法則にしたがって移動し続け、脚は身体の高さを維持するためだけに接地している。
 打つときには、(あまり打つ機会が無いので自分では出来ませんが)インパクトの瞬間に自由脚を一瞬浮かせて踏みなおすだけで軸足に体重を移動させたりはしない。

 重心を移動させなければ、移動させるための筋力は不要だ。
 動きが必要なときには、動きたいほうの接地足を抜くだけだ。
 
 これらはナンバ歩きの応用、琉球空手の首里手のナイファンチの動きをまとめたものだ。
 共通するのは、片方の足を浮かせるときも重心は接地脚に移動させることはせず、体幹の真下に重心を置いたままとする。

 こうすると、下半身の鍛錬など必要なくなってくる。
 動きが必要なときには、重心から離れた位置に脚を接地させることで水平方向に分解されたベクトルを得るのだ。


 
 
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# by studio_do | 2012-04-07 01:41 | 論文 | Comments(0)

firefoxのキャッシュから動画を復元する方法

FirefoxでYoutubeを閲覧したことのある動画が削除されたとき、あわてて動画ファイルを自分のパソコンに保存する方法。

Firefoxの場合、アクセスしたサイトのキャッシュはこのディレクトリに溜まります。
[user name]は人それぞれ。 何もしていなければrootかもしれません。

C:\Documents and Settings\[user name]\Local Settings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\

実際にはこのディレクトリの下に細かく分かれたフォルダがあり、動画キャッシュはそのどこかにあります。

Firefoxのアドレスバーに「about:cache」と入れても、キャッシュの在り処は確認できます。

ややこしいのは、細かなフォルダのどこに目的のファイルがあるのかわかりにくということ。
でも、探しているのが動画なら、意外と簡単です。

上記のフォルダをエクスプローラーで表示しておき、右クリックなどで検索ページを立ち上げます。
『いつ変更されましたか?』に動画を見た日
『サイズは?』に10000Kbyte以上
などと入れて検索すれば、その日に見た動画の一覧が分かります。
あとは、これをVLC media playerなどに落っことせば、動画が再生できます。

大当たりなら、デスクトップにでもコピーしてリネイムしておきましょう。
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# by studio_do | 2012-04-01 22:24 | 音楽 | Comments(0)

アクセスリポートから

アクセスレポートを見ていると、なんだか意外。

最近はモーラー奏法や川口千里ネタを一生懸命書いていたが、記事ごとのアクセス数では昔書いた「PA入門」の方がアクセスが多かった。

まーあっちのほうが連載ものだからねー。
ひとつ読むと続けて読むことになるからなぁ。

「PA入門」
PA入門といいながら、プラグインする楽器を含むバンドがライブハウスでライブをやる際の入門書になってたりします。
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# by studio_do | 2012-03-21 22:12 | 日記 | Comments(0)

モーラー奏法の歴史 フリーグリップの誕生

3.グリップの進化
 オリジナルモーラー奏法では、自然に伸ばした手をゆるく握って、そこにスティックを差し込みます。
 やってみるとわかりますが、このままだとリバウンドを拾うのに、握った手が邪魔をします。
 人差し指や親指がもう少し開いているとリバウンドを邪魔しないのですが、小指だけ握って、手は開くというのは不自然な形です。
 
 そこで、指を開くために小指も握らないグリップっが考案されました。 スティックは中指に引っかかっているだけです。
 これなら、スティックは自由にリバウンドすることが出来ます。
 オリジナルモーラーのようにスティックのリバウンドを前腕の回転でフォローする必要もなくなりました。
 
 もうひとつ特筆すべき点は、保持する指が小指から中指に移動したことで、スティックの振動を妨げなくなりました。
 スティックは両端を開放端として振動し、端から1/4の場所に振動節があります。
 ここなら触っていても振動を妨げません。 
 
 「フリーグリップにすると楽器の鳴りが良くなる。」というのは、スティックの振動を妨げなくなるということだと考えられます。

4.高速ドラミングへの対応
 オリジナルモーラーでは、高速になっていくにしたがって上腕の動きが小さくなり、前腕の回転だけで叩くようになります。
 どんどんとグラッドストーン奏法に近づいていくことになります。

 近代モーラーでは、フリーグリップの採用により、1ストロークで叩ける打数が増えました。
 ストロークの方法も単なる前腕の回転ではなく、より立体的な円運動(インフィニティ)に近づきましたので、肘と手首が逆相になるような(肘が開くときに、手首が内側に動く)動きが可能になりました。
 これにより大した重心移動もなく、腕全体を鞭のように使って高速のストロークが出来ます。
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# by studio_do | 2012-03-15 20:48 | 音楽 | Comments(0)

モーラー奏法の歴史

1.モーラー奏法の歴史
 モーラー奏法は、南北戦争時のドラムコーの奏法をサンフォード・モーラーさんが1920年代に体系化した奏法です。
 ドラムコーですから、ホルダーで体に吊るしたマーチングスネアをたたくので、レギュラーグリップを想定してます。
 注目すべきは、スネアの打面が体のごく近くにあることで、セットドラミングの際のマッチドグリップでは前腕の延長として扱うスティックが、ここでは上腕からスネアの中心に向かって角度が付いた形でグリップされる点です。
 この形だと、ストロークは肘の屈伸、手首の屈伸より前腕の回転が中心になるのは、自然なことです。

 モーラー奏法の原点は、この前腕の回転を、脱力した腕で上腕基点で動かす手法です。
 ですから、動作としては、
  1)フルストロークのダウン
  2)リバウンドからのタップ
  3)アップストローク
の3種類となり、この段階では内回転、外回転という概念はありません。

 ですから、現在では外回転、内回転ダブルで叩かれているトリプレットは、
ダウン、タップ、アップ
というシーケンスで叩きます。

2.セットドラミングへの進化
 オリジナルモーラー奏法では、シンバルやタムを叩く手法がありません。
 スネアも水平にスタンドに乗せられるようになり、マッチドグリップが出現しました。
 スネアが遠くなったので、前腕の回転ではなく、肘と手首の屈伸で叩く奏法が一般になりました。

 モーラー奏法もこれに対応する必要が出てきて、進化します。

 上腕基点だった動きに肩の上下前後が加わり、大きな動きが出来るようになりました。
 アップストロークは内回転ストロークに進化して、フリーグリップの採用と合わせてリバウンドを生かした連打が出来るようになりました。
 「モーラー奏法では、外回転でアクセントを、内回転でノンアクセントを打つ」という常識はここから来ています。

 ハイハットを叩くときに、外回転でダウン、内回転でアップを叩きますが、これはオリジナルモーラーそのものです。
 
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# by studio_do | 2012-03-15 11:38 | Comments(0)

ドラムを叩くのに筋トレは必要か。

 ドラム奏者には、筋肉トレーニングは必要なのでしょうか。
 
 やってもいいと思いますよ。
 いくら脱力しているといっても、ある程度は筋力を使うわけですし、長時間のライブを乗り切ろうと思えばスタミナは必要です。
 
 でも、筋トレをやってもドラムは上手くなりません。 
 長時間演奏を続けるためには必要かもしれません。
 
 やっても下手になりませんが、やればやるほどうまくなるとはいえません。
 
 筋トレは、同じ動きを何回も繰り返しますよね。
 そうすると、筋肉はどんどん小脳の支配下に置かれます。
 アーティスティックな活動のためには、筋肉を大脳でコントロールすることが必要です。
 
 訓練するなら、身体を大脳で動かす訓練をしましょう。
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# by studio_do | 2012-02-04 21:07 | 音楽 | Comments(0)