昼休みであるので、大急ぎで。
テキサスフィドルは東海岸からアパラチア山脈を越えて、西部開拓した人々によって繁栄を見たのだが、それと双璧をなす流れがアパラチア山脈での音楽である。
西部開拓を妨げる地形的要因としてアパラチア山脈があり、それを超えられずに住み着いてしまった人々の音楽がオールドタイムからブルーグラスへ、はたまた商業的カントリー音楽へと進化していた。
ブルーグラスでもテキサスフィドルの曲を取り上げるように、ウェスタンスィングでもアパラチアンミュージックを取り上げることもまれにはある。
ブルーグラス畑ではない人たちから見れば、この二つの区別はむずかしいだろう。
問題は、フィドルミュージックというのは原則的にダンス音楽であるので、テキサスとアパラチア、それぞれにどんな踊りがついているのかということだ。