さて、アコギ用プリアンプとしてよく見かけるL.R.BaggsのDIですが、電源が006Pか、ファントムなので、6.35mmを使う現場では、こまめにシールドを抜いておかないと電池がすぐなくなります。
せっかくエフェクタボードを組んでもこのDIだけ電池で動いているのはなんともキボチ悪いものです。 で、ACアダプタ化改造しようというわけですが、よく見かけるのは本体に穴を開けて2.1mmのDCジャックを増設するやり方。 本体に穴を開けるのはナンなので、今回は006Pの電池ケースにジャックを仕込みます。 こうすると、電池ケースを交換すればいつでも無改造に戻ります。 電池ケースだけ売っているところもありますし、電池ケースのパーツとしてのメーカーはBULGINなので、RSあたりで調べれば買えます。 そこに中心導体2.1ミリのDCジャックを取り付けちゃいます。 9V電池スナップを電極にして、ジャックに配線します。 注意点は9V電池スナップを電池側としてつかうので、赤リード線がマイナスになります。 言うまでもなく、エフェクタ系のDCジャックは、センターマイナスです。 電池スナップを支える詰物を、適当に木材でフルスクラッチします。 何度か試して、蓋が閉まるサイズに削ります。 中に電池が入っているときは、中のバネで電池が動いていい具合に接触しますので、あんまりきっちり作ると蓋が閉まらなくなります。 プラス、マイナスを確認して、電圧を測ってから動作確認します。 インプットジャックにシールド差して、LEDが光ればOK。
by studio_do
| 2024-03-15 22:10
| 機械室から
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