ジャズを演奏するという場合、知っておかなくてはならないのはコード進行の話。
プレーヤーにとってはコード譜に書いてあるとおりではあるのだが、適当に端折ることも大切。 初見能力にも関係していて、コード譜の読み間違えや小節数の数え間違いをしてしまったとき、 どれだけ素早くリカバリーできるかが大事なのである。 それには、コード進行のセオリーを知っておかなくてはならない。 簡単に言うと、3コード(T,SD,D)と5度進行しかない。 あとは5度進行を繰り返して、 「いちろくにーごー」とか、「ドッペルドミナント」が出来、 代理コードで「つーふぁいぶ」が出来るだけだ。 コード譜を読むときは、ざっと3コード的に分類した読み方をして どこがトニック部分か、サブドミナントか、ドミナントなのか、 ダイアトニックから外れたコードはどれかを中心に読むようにする。 ただ、テンションノートは無視してもよいが、トライアドが変化したコード、 ディミニッシュ、フラットファイブ、オーギュメントだけは読んでおかないとバックと合わないから気をつけよう。
by studio_do
| 2006-05-12 17:42
| jazz
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Comments(3)
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けんじ@東淀川
at 2006-05-15 19:19
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「ドッペルドミナント」というのが初耳なので、
コメントしていただけないでしょうか。
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こでら
at 2006-05-16 01:04
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ドミナント進行は大丈夫ですよね。 V7- IMaj7というように5度コードからトニックに進行するごく当たり前の進行です。
ドッペルというのはドイツ語でダブルという意味。 II - V をドミナント進行とみなして、II- V - Iと続けることを言います。 この際注意するのは、IIは3度の音がスケールから外れるのでバックの人と打ち合わせ無しには出来ないこと。 トリプルドミナントというと、「いちろくにーごー」となる。 似たような進行に「つーふぁいぶ」があるが、 こちらは、IIm7 - V7 - Iのこと。 すべてがダイアトニックコードなので、V7 - Iと書いてある進行のときに 一人だけ独断でVをIIm7/Vに分けても問題ない。
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けんじ@東淀川
at 2006-05-16 19:46
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ありがとうございます。
ドッペルドってダブルの意味なんですね。
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