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2ビートのドラム その1

 我がHFBバンドもドラムさんが入れ替わり、かわいい女性となった。
 かえってパワフルになったのが不思議だが、2ビートには不慣れなようで
叩き方を悩んでおられる様子。

 そりゃそうだ。 日本で2ビートに精通しているドラムさんなんて、五十川清さんくらいのものだろう。

 なぜ難しいかというと、一つ間違えばサーカスやコミックバンドの雰囲気になってしまうからだ。

 これは、全編2ビートのブルーグラス出身でなければ分からない感覚かもしれない。
 それというのも、ブルーグラスでは常に裏ビートをたたき続けるマンドリンという楽器があり、
ブルーグラスプレーヤーならマンドリンでリズムを刻む程度のことは誰でもやったことがあるからだ。
 それに対してスネアを叩いたことのあるミュージシャンは限られており、ドラム屋以外はスネアの叩き方に文句をつける場面は少ない。

 ブルーグラスプレーヤーなら、2ビートの裏を打つ、スネアのリズムには誰でも薀蓄をたれるに違いない。

 自分の整理の意味もかねて、しばらくこの話題で書き継ごうと思う。
by studio_do | 2007-04-04 12:59 | WesternSwing | Comments(1)
Commented by studio_do at 2007-12-30 01:13
 可愛いドラムさんも、田舎へ帰るとのことで脱退。
 これが意外と頭固い人であって、スネアのバリエーションに乏しかった。
 スネアはアメリカ音楽で言うとマンドリンチョップに相当する役割であるので、発音している時間の長さを制御しなくてはならない。
 だから、レギュラーでパンパン叩かれると困るのよ。
 
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