ウェスタンスィングというのは、日本で類似した音楽が流行ったことが無い。
ケルト音楽の要素や、ブルース、ポルカ、ブギウギなど色々な要素が混じり合ってゐる。
カントリーを知らないメンバーに分かってもらうのは難しく、そうゆう人はジャンプブルースやブギウギの方面からアプローチすることなるんだが、ふとした折に顔を出すアパラチアンな雰囲気が出なくて困る。
音楽としての流れは、アイルランドからの移民が上陸し、アパラチア山脈を越えられなかった人々がオールドタイミーやカントリー、ブルーグラスをやり、西部開拓史に従ってテキサスにたどり着いた人々がウェスタンをやり、その人たちがジャズを真似してウェスタンスィングをやったということになっている。
だから、理解の方法としては、ブルーグラスをやり、カントリーをやり、ジャズをやってからウェスタンをやるというのが手順だ。
せめて、カントリーをかじってからやるべきだ。