ギターの指板と弦の関係は、図のような位置関係になってます。 弦の長さ半分のあたりに12フレットがあります。 12フレットを抑えるときに、2〜3ミリの弦高があるので、押さえるとチューキング状態になるので音がたかくなるので、その分をブリッジを後ろにずらして調節するのがオクターブチューニングです。 ゼロフレットが無くて、ナットがついている場合、ナットの溝の深さを買ってからナットヤスリで溝を削って適正な高さまで合わせる必要がありますが、大抵の人は買ったままなので、溝が浅いのが普通です。 その場合は、太い弦のローポジションで、余計なチョーキングをしなくてはなりませんので、ローポジションだけ音が高くなります。 クロマチックチューナーを使って、1,2,3フレットを押さえたときにそれぞれ半音でピッタリ合うように溝を深く削る必要がありますが、急には無理なので、チューニングのときに、開放弦の高さを優先するか、3フレットを押さえたときの高さを優先するかを決めないといけません。 #
by studio_do
| 2024-03-26 21:21
| 音楽
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弦6本をチューニングする際に、和音の聴覚でチューニングするのはどこか一箇所だけにします。 あとの弦は、聴覚チューニングした2本のどちらかからオクターブでチューニングします。 4度なり5度を二回重ねて聴覚チューニングすると、それは正しい音になりません。 和音でチューニングすると、6弦と1弦が同じ音にならないのは、前回の記事で書いたとおりです。 平均律でチューニングしないと、つじつまが合わないのですが、どのコードを弾いてもちょっとづつ汚い響きになります。 聴覚でチューニングするのは、どれか一つのコードをきれいに鳴らして、あんまり使わないコードを汚い響きで我慢してもらおうという考えです。 おすすめする方法はこんな感じ。 Gコードをきれいに鳴らしたいので、4弦3弦をきれいな完全4度に耳で合わせます。 2弦3フレットのDを4弦と合わせます。 1弦3フレットのGを3弦と合わせます。 5弦を3弦2フレットのAと合わせます。 6弦3フレットのGを3弦と合わせます。 Cフォームを多用する人は、5弦3フレットを、3弦1フレットのCと合わせたほうがいいかもしれません。 平均律でチューニングしようが、部分的に純正律でチューニングしようが、オクターブはピッタリ合う必要があります。 チューナーで全弦をチューニングしても、よく使うオクターブが合っているかは確認しましょう。 この聴覚チューニングは、完全4度、完全5度、オクターブの聞こえ方を覚える練習です。 この練習をやっておかないと、チューニングが狂ったのがわからないままです。 結果、ことあるごとにクリップチューナーでチューニングを確認しないと気がすまなくなります。 #
by studio_do
| 2024-03-26 20:43
| 音楽
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ギターのレギュラーチューニングでは、6弦から1弦に向かって各弦間の音程が、 完全4度、完全4度、完全4度、長3度、完全4度 と並んでいます。 純正律だと、 完全4度は、周波数比 4/3 長3度は、周波数比 5/4 です。 6弦のチューニングができたとして、この和音の並びで、準にチューニングした場合の1弦の周波数比を計算してみます。 4/3 * 4/3 * 4/3 * 5/4 * 4/3 = (4*4*4*4*5)/(3*3*3*3*4) = (4**4 * 5) / (3**4 * 4) - 1280 / 324 = 3.95061728395 2オクターブ上なので、4.0になるはずですが、わずかに低い結果が出ました。 このことから、きれいな和音を重ねてギターをチューニングしても絶対に合わないことがわかります。 どうすればいいかというと、平均律で合わせるしか無いのです。 平均律の周波数比は 2^(F/12) で求められます。 上記のように6弦から1弦の周波数比を求めると、 2^(5/12) * 2^(5/12) * 2^(5/12) * 2^(4/12) * 2^(5/12) = 2^((5+5+5+4+5)/12) = 2^(24/12) = 4.0 となり、オクターブがきっちり合うことがわかります。 平均律の完全4度は、 2^(5/12) = 1.33483985417 となり、純正律の完全4度の、 4/3 = 1.333333333… よりわずかに広めです。 同じ理由で、5フレット、7フレットのハーモニクスで合わせるチューニングも、合いません。 チューニングはチューナーでやるのがとりあえずの正解です。 が、チューナーでばかりチューニングしていると、和音がきれいに鳴っているかどうかを聴く能力がなくなります。 練習の前には、耳だけでチューニングすることをおすすめします。 気をつけなくてはならないのは、開放弦が合っただけで、よく使うフレットで合うように修正が必要なことです。 大抵のギターはナットの深さが浅いままなので、5弦、6弦の3フレットくらいまでは高めに上ずります。 Gフォームを多用する人は、6弦を3フレットのGで合わせ直しましょう。 #
by studio_do
| 2024-03-26 12:44
| 音楽
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さて、アコギ用プリアンプとしてよく見かけるL.R.BaggsのDIですが、電源が006Pか、ファントムなので、6.35mmを使う現場では、こまめにシールドを抜いておかないと電池がすぐなくなります。
せっかくエフェクタボードを組んでもこのDIだけ電池で動いているのはなんともキボチ悪いものです。 で、ACアダプタ化改造しようというわけですが、よく見かけるのは本体に穴を開けて2.1mmのDCジャックを増設するやり方。 本体に穴を開けるのはナンなので、今回は006Pの電池ケースにジャックを仕込みます。 こうすると、電池ケースを交換すればいつでも無改造に戻ります。 電池ケースだけ売っているところもありますし、電池ケースのパーツとしてのメーカーはBULGINなので、RSあたりで調べれば買えます。 そこに中心導体2.1ミリのDCジャックを取り付けちゃいます。 9V電池スナップを電極にして、ジャックに配線します。 注意点は9V電池スナップを電池側としてつかうので、赤リード線がマイナスになります。 言うまでもなく、エフェクタ系のDCジャックは、センターマイナスです。 電池スナップを支える詰物を、適当に木材でフルスクラッチします。 何度か試して、蓋が閉まるサイズに削ります。 中に電池が入っているときは、中のバネで電池が動いていい具合に接触しますので、あんまりきっちり作ると蓋が閉まらなくなります。 プラス、マイナスを確認して、電圧を測ってから動作確認します。 インプットジャックにシールド差して、LEDが光ればOK。 #
by studio_do
| 2024-03-15 22:10
| 機械室から
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今、@niftyカスタマーサービスデスクから回答があり、要約すると、
@niftyホームページと連携できるドメインは、ドメイン@niftyで利用していたドメインに限る。 ということだった。 このまま、設定が凍結されるということ。 他社ドメインを扱えるようにするつもりはないが、要望として検討材料にさせていただきます、ということでした。 ドメイン@niftyが終了するけど、@niftyホームページで扱えるドメインはドメイン@niftyにあったドメインに限る、という「もうなにもしないですよ。」という回答が来ました。 あとは、ニフクラが終了する3/31をどう迎えるかだな。 おそらくこのまま運用つづけるんだろうな。 このまま何もしなくて済むように、努力したのだと予想する。 #
by studio_do
| 2024-03-03 17:01
| 機械室から
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