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【アコギ学習 (5) じゃそろそろギターの練習】 


 そろそろ、コードを勉強しましょ。
 普通は、これがCですよ、これがGですよ。
と覚えていきますが、ここで慌ててコードを覚えてしまうと、あとあと教えてくれる人に迷惑を掛けます。
 
 基本は、ドレミファソラシドです。
 これが基本なら全てこれで説明できるはず。
 
ルール1
 その曲で使うコードは、メロディに使う、ドレミファソラシドの中の音で作れる。

 だから、コードフォームを考える前に、曲のkeyとそこでつかうドレミファソラシドを考えます。
 とりあえず、ドレミファソラシドを「スケール」と呼びます。
 
ルール2
 スケールの中の音を一つおきに3つ拾ったものが基本コード。
 4つ拾うとセブンス、あるいはメジャーセブンスコード。

ルール3
 例えば、なごり雪ならkey of F だからFから始めたスケールを考える。
ドレミファソラシド
F G A Bb C D E F
となります。

 なごり雪で出てくるコードは、
ドミソ  F
レファラ Gm
ミソシ  Am
ファラド Bb
ソシレ  C
ラドミ  Dm
シレファ Emb5

だけです基本的には。
(まて次号)


# by studio_do | 2023-05-14 21:48 | 音楽 | Comments(0)

【アコギ学習 (4) 音楽を始めるのと、楽器を始めるのは別】

 
 楽器がうまくなる、というのは目的ではなく、手段です。
 うまくなった楽器演奏で、果たしたい目的を考えるましょう。
 考えないと思いつかないのであれば、楽器を始めるのはやめましょう。

 好きなあの歌手の唄が歌えればイイ、とか、
 ギターが弾ければイイというのは、手段と目的を混同しています。
 
 手段ではなく、目的としてどんな音楽を表現するのかを考えましょう。


# by studio_do | 2023-05-14 17:23 | 音楽 | Comments(0)

【アコギ学習 (3) 唄を聴かない練習】

 
 誰々の唄が好きだから、その人の唄を歌って弾き語りしたい。」
というのは音楽の入口としてはありだと思いますが、弾き語りをしたいのであれば、一旦その人の唄は忘れましょう。
 
「あのひとの歌詞が切なくて好き」というのは危険なサイン。
 音源を聴いていても、歌詞しか聞こえていない状態です。
 そんな人が弾き語りしようとすると、リズムなんかどうでもいい、コードもコード譜のとおり弾いていればいい、となるのでそれは音楽ではありません。
 
 まずは、音源の伴奏だけを聴く訓練をしましょう。
 伴奏者にとって、歌詞なんかどうでもいいです。
 
 弾き語りをするなら、まず伴奏が出来てからです。
 唄の情感、感情などは伴奏の上に成り立つもの。
 まずは伴奏だけで弾けるようになってから。


# by studio_do | 2023-05-13 08:51 | 音楽 | Comments(0)

【アコギ学習 (2) ギターは習ってもうまくならない】


 うまくなるのに必要なことは、「ダメ出しを自分でできること」です。
 この程度まで弾けたら、今日のところはok!という判断を自分でやります。
 
 そのためには、手本の音が頭の中で鳴っている必要があり、また、自分で弾いた音が聞こえている必要があります。
 
 ギターを手に取る前にやりたい音楽を聴いて、この曲を自分がやったらどんな感じになるかを想像することが必要です。
 ギター教室に行って、ギターを手に取らずにこんなことはやってられません。
「なにもわからないんです。 おしえてください。」
ってギター教室に行っても上達するわけがありません。
 
 ギター教室では、生徒さんが一定期間通って月謝を払ってもらう必要がありますので、悟りを開いて来なくなるのが一番怖いのです。
 だから、うまくなる方法はおしえてくれません。

 手本の曲を聞いて、自分が弾いている音が聞こえてくるまで、ギターを手にとってはいけません。

 習いに行くのなら、「練習相手をカネで雇う」と思うことです。
 クライアントはあなたですからへりくだる必要はありません。


# by studio_do | 2023-05-10 22:07 | 音楽 | Comments(0)

【アコギ学習 (1) プロじゃない人はクリップチューナは使わないほうが良い】

 控えめに書きましたが、クリップチューナってギター習得の大きな障害になります。
 チューニングするのに、チューナの針やLEDだけを見て、音の高さを聞かなくなります。
 音程を聞き取る脳の高次聴覚野が鍛えられません。
 
 ギターのチューニングでチューナを使うのなら、たとえば3弦Gだけをチューナで合わせて、あとの弦をオクターブと、2フレットのAを使って合わせる。
 3弦も狂うので、またチューナで3弦だけ合わせて追い込んでいく。
 
 大抵のギターはナット溝が浅すぎるので、3フレットあたりまでは押さえたほうが高めに鳴ってしまう。
 6弦などは、開放Eで合わせると、3フレットGが高すぎる。
 どっちを優先するのかは、悩むこと。

 ステージ上のアンサンブルで、他の楽器と合わせる場合はささっとチューナで合わせるのが正解だけど、それはチューナなしでチューニングできるようになった人の特権です。

 チューナで合わせると、ぴったり正解の音程に合うんじゃなくて、どのコードも均等に狂った音程になるだけです。
 自分で合わせるときには、コードに優先順位をつけて、このコードは合わなくても我慢するけど、このコードはぴしっと合わせたい、というのが出来ます。
 
 チューナでしかチューニングしてないと、コードがキレイに鳴る感触は味わえないままです。


# by studio_do | 2023-05-10 21:46 | 音楽 | Comments(0)